昨年、12月に私はこんな素晴らしい本に出会ってしまった。
たまたま、audibleで聴きたい本があったので、会員登録したのだが、
そのお目当ての本以上に面白い本を見つけてしまったのだ。
それは、林真理子著「最高のオバハン/中島ハルコの恋愛相談室」である。
中島ハルコは52歳の会社経営者で、バツ2。
出身は名古屋市。父親も経営者でハルコはお嬢様育ちだ。
ハルコはとにかく、いろいろな人から、相談を受ける。
そして、そのアドバイスは一瞬度肝を抜くようなアグレッシブなものが多いのだが、
結果的にいつも相談者の悩みは上手く解消されるのだ。
これは小説の中だから…というだけのものでは収まらないと思う。
解決の仕方がとても新鮮で、これはノンフィクションなのではないか?と思ってしまったからだ。
そして、一つの物語を聞き終えるたびに、「今まで悩んでいたのが嘘みたい!」と気持ちが晴れ晴れしているのだ。
やばい、完全に物語の中の登場人物になりきっている。
この日から、私はこの物語の大大大大ファンになってしまった。
私は現在50歳だが、中島ハルコは52歳だ。
たった2歳しか違わないのに、彼女はものすごく沢山のシュラバや経験を積んできている。
だから、ハルコの口から出る言葉にはいつも含蓄がある。
ひょっとして、世間の50歳は、もっともっと熟しているのかもしれない。
それに引きかえ、私は未だに狭い世界でチャプチャプやっているような気がしてきた。
ううむ…。
まだ、この本を読んだことがない、という方のためにこのブログを立ち上げた。
沢山の人がこの本で救われるのではないか?と思ったからだ。
この本は全11話で構成されている。
ハルコがひとつひとつの悩みをどんなふうに、痛快に斬っていくのか?
私の感想をまじえながらお伝えしていきたいと思う。
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